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日常的に四人のネタ混ざります
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雑談です。



金属の、錫なんですが、スズ、あの柔らかいウニッと動く錫。
私が中二病の頃の話しなのですが

錫はですね、鋳造中(?)に、独特の音がする、みたいな情報を得たんですよ。
それを「すず鳴き」と呼ぶそうです。
もうかなりうろ憶えですけどそんな内容。

それでですね、まだうら若かった私は、
それがいったいどんな素敵な音なのだろうと、興味を惹かれたのです。
当時はネットも無いので想像だけが膨らみます。
すず鳴きと呼ばれるほどの現象。
いったいどんなステキな音なのか…!

後日、調べて判明しました。
それは書物にて。
活字による擬音で表記されていました。








  「 カリッ 」




なんだとおぉーーーー!!!!!

 鳴いてねええぇーー!!


きっとあの時感じたのが「萎え」というヤツだったんだな…。
本当はどんなカリカリなんだろう。
いつか実際に聞いてみたいです。

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今週はコーヒーどころか酒も断って過ごしました。
酒を飲まない1週間…二十歳以来はじめてやもしれぬ。
それというのも先週の二日酔いで最悪に胃を痛めたためです。
胃液ってヤバいですよ。あいつ、酸なんだね…!
胃の他は元気なので不健康ダイエットだと思うとして諦めます。
でも体重減ってなかったよ…。何故!

きのう普通にお買い物してた時、
うち、柔軟剤にレのア使っているんですけど、
あれ何種類もあるんですよ、香り別に。
店でざっと見ながら、
多分、伊武さんはこの
山吹色の「おひさまの香り」を選んでしまうんだろうなウヒヒヒ


買物中も、妄想絶好調です。

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まったり家出中跡部様
--------

「…跡部さん…いつまで居る気ですか…」

「あ? あー……」
狭いキッチンでネギを切っていた跡部は、気が乗らない曖昧な返事をした。
隣で、神尾が鍋をみながら
「いいじゃんか深司〜!食い物ならたくさんあるんだしよう。貰いもんばっかだけどさ♪」
「神尾がいいならいいけど…」
そういう伊武は、ぼんやり雑誌を読んで夕飯が出て来るのを待つだけだった。
伊武はどうでもよさそうに首を傾げて、コンロで鍋がぐらぐらするより小さくつぶやく。
「でも跡部さん…ビジネスチャンス狙ってたんじゃなかったっけ…?」

「親父さんと仲直りするまで居ていいぜ、あとべ!」
神尾の笑顔が眩しい。
跡部はすっかり、跡部家を背負う忙しかった毎日の、休養感覚で過ごしていた。
庶民の神尾とちまちました庶民の暮らしを踏襲するのも気に入った。

慌ただしい日々に慣れすぎていた今までの自分の多忙さを振り返る余裕。
放り出して来た諸々が気にならないわけではないが、
こうして神尾とのんびり生活するのも悪く無い。

「あっ♪そういえば…」
跡部の顔を見ていた神尾が、思い出して伊武を振り向く。

「深司!桜井も捨て猫拾ったらしいぜ!」
「へえ…」



   ……「も」 ?


跡部は少しひっかかったが、
自分には関係のない話題だと思いながら手を洗った。
何度も手を洗った。

生まれて始めて、ネギ臭い手に閉口する跡部様だった。






その時
跡部様と同じように鼻をひくつかせていた隣人は呟く。
「なーんか頻繁に、隣からトンコツラーメンの匂いがする。いいなあ。」

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「あれっ。忍足くんじゃない?久しぶりー!」
「なんや、千石かー。久しぶりやなあ」

休日の午後。
生活用品の買い出しに街をぶらついていた千石は、
旧知のまるメガネを見つけて声をかけた。

数年ぶりに顔を合わせた忍足は、急用も無かったらしく、
暫し近くのコーヒースタンドで旧交を深めることとなった。

人当たりの良い性格は互いに中学時代から変わる事なく、
あまり接点は無かったにも係わらず、無難に話が弾む。
そんな中、忍足が思いついたように話題を特定の人物に転じた。
「せや、千石は跡部とも顔見知りやんな?」
千石は頷いた。
Jr選抜で一緒だったし、むしろ忍足よりも跡部と顔を合わせていた方が多い。
「跡部くん元気?って聞くまでも無さそうだけど」
「それが今、行方不明らしいで。」
「え!?マジで!?」
「跡部の親が内密に捜索中やって。……家出息子の」

一瞬心配しかけたが、どうやら事件性は無いらしい。
それにしてもあの俺様跡部くんが…家出!?
この年になって…家出…
古い知り合いの人となりを思い浮かべ
千石は吹き出すのを我慢するような野次馬根性を隠すような、難解な顔つきで
「そ、それは…跡部くんが満足するまで見つけるの大変だろう、ね」
「全くや。まさか大学生になってようやく、」

「「反抗期とはなあ…」」

感想は同じだったらしく、見事にセリフがかぶった。
「ま、千石も見かけたら連絡してやー、面白そうやし」
この話題がきっかけで、
交換するつもりは無かった携帯番号を交換することになった。


千石は引越したばかりのアパートへ帰り、
懐かしい中高生時代に思いを馳せていた。

一人暮らしの学生には少し贅沢な広さのアパートは、なかなかに快適だ。

「でも、お隣さんが時たま騒がしいんだよな。とはいえ、こっちもまだ荷物バタバタしてる所だけどね。」

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