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センイブの夜のいちゃいちゃなので折り畳んでます。
千石さんファイト☆








千石清純は、女の子とよく遊んでいたのでそれなりに経験があった。
けれど大本命の相手とするのは、まだこれが2回目。


1回目は勢いに任せ事に及んだのでかなり混乱していた。
何をどうしたのか記憶が定かではない。

それは相手の伊武深司も同じだった。
むしろ翌朝の痛みや気だるさの方を鮮明に憶えていたので
2回目を体験しようとする今、千石ほどに乗り気ではい。

それでも、両思いで2人きりで泊まりとなればすることはひとつで
千石は押して頼み、伊武は渋々了承する。
よく憶えていなくても、ぼんやりと幸せを感じたのは確かだったから。

2度目は念入りに、しっかりと記憶に刻むように伊武の身体に触れてゆく。
確か前回は、抵抗するので口を塞いで押さえ付けてしまったんだと、
千石は思い出して、ことさら優しく愛撫するのだった。
あんな事をしてしまったのに、また受け入れてくれるのを嬉しいと思った。

一方、伊武は既に前回と同じ、恥ずかしいやら気持ち良いやら、
思考がグルグル大回転して何をされているのかどんな反応をしているのか
とっくに良く分からなくなっていた。

「っあ、…っふ、ぁ、」
今日は口を塞いでいないので、伊武の声は漏れ放題だ。
それは明らかに快楽に酔った声色だったため、千石は煽られる思いで
奥を探っていた指を抜くと硬く熱を孕んだ楔を、伊武の内側へうずめようとした。
「は、ああっ…」
押し挿ると、身体が強張り喉が反る。
ひと際、嬌声が高くなる。
千石の身体の下で、苦しそうに呼吸を浅く、荒くする伊武は
焦点を結ばない瞳を潤ませ、目元を赤く染めていた。
奥まで全て収めると、全身を巡る焦燥感に似た甘い衝動を堪え、千石は優しく問う。
「…動くよ?」
返事もままならない伊武は、眉根を寄せ目を閉じ、唇を震わせる。

「…こ…っ」
そして当人が無意識のそれは、はじまった。

「…ここはがまん…がまんのしどころだ…苦しいし痛いけどがまんがまん…
ともかく耐えろ俺…仕方ないよな一応つきあってんだから避けて通れないし
…逆とか多分俺が無理…だからまあ任せとくしかないよな…それにしても…
痛いんだけど…どうしよう…そうだ他のこと考えて…やり過ごせばいいんだ
何を考えよう…楽しい事がいいな…そうだ昨日食ったごはん…うまかった…
あつあつの炊きたてごはんにキュウリの糠漬けナスの浅漬け…白飯何杯でも
いけるよ…実際何杯食ったっけ…結局一升炊きの炊飯ジャー空にしたからな
…気付いたらお腹いっぱいで苦しかったよな……そうだ…苦しいといえば…
今もけっこう苦しい…でもまだ入れたばっかりだし…これから動くんだよな
…間違いなく動く…動くよ動かされるよ…そう言われた気もする…あーあ…」




千石は二回目の今日も伊武の口を塞いだ。


  <完>

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