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日常的に四人のネタ混ざります
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にゃんこ神尾は跡部のことが大嫌いです。
どうして嫌いなのかというと、でこぴんされるからです。
ことあるごとに、小突かれます。
神尾は毎日、ごはんとおやつをもらうたびに、虐待されているのです。
友だちの深司は、「ムカつくなら引っ掻いてやれば?」
と言うのですが、目の前にそれはおいしそうなご飯があるというのに
他のことに時間を割いてはいられないのでした。
そう答えると、深司は冷たい目になってもう口を聞いてくれません。
「なんだよぅ、構えよ深司よぅ、構ってくれよぅ!」
ひなたぼっこ中の深司は尻尾以外動かず、ぷうとふくれた神尾は
深司に乗っかり、転がり、たしたし尻尾を追い、背中を背中にスリスリしました。
深司の居る場所が一段高く狭かったので、なかなかハードな運動になりました。

「テメェ、神尾!またこんな所で転がっていやがったか」
跡部の不機嫌な声がしたので、神尾は「どこにいようと俺の勝手だ!!」
と、うなって威嚇しましたが、
パカン!!というごはんを準備する音がしたので慌てて跡部の元へ駆け寄ります。
ごはんが、神尾の蛍光黄緑色のお皿に移されるところです。
大喜びで食べようと頭から突っ込みましたが、
「痛ぇ!」
跡部の強烈なデコピンを食らい神尾はおでこを押さえて呻きました。
またしても暴力です。
神尾はごはんから目を離すことができませんが、とても腹が立ちました。
「許さねぇからな、あとべ!おまえ飯食ったら、後でみてろ!」
「アーン?」
「俺が良いって言うまで喉をコショコショしろ!首の後ろもだ!わかったか!」

神尾がニャンニャンわめくのを子守唄に、
深司は千石さんの膝の上で、撫でられながらうとうとしているのでした。

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