日常的に四人のネタ混ざります
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学校の、同じ班の女の子から電話があった。
その時は運悪く、伊武くんが家に来て居て、 でも電話は全くやましい電話じゃ無いし、 それは翌日の授業で必要なことだったので 1、2分の会話をそのコと交わして通話を切った。 この電話で伊武クンとの会話を止めたわけじゃない。 だって電話の前から伊武クンはずっと雑誌見てるだけだったし。 でも、拗ねた。 床に横座っていつの間にか雑誌を放り出し、 ベッドに腕と頭を乗せて背中を向けてしまっている。 背中からは思いっきり不機嫌なオーラを感じる。 電話は聞いていたはずだから、 嫉妬するようなコトは無いって分かってても 不愉快には違い無くて、だから余計に拗ねてる。 そのくらいは読める程度に伊武くんとは親密な仲だから。 「いーぶくん」 「……」 「ねえねえ、いぶくんー、いぶくーん」 「……」 何度も呼ぶけど、返事が無い。 もぞもぞ頭を伏せる位置を具合良く動かしてるだけ。 「いぶくんてばー」 「…なんですか」 ようやく肩ごしに少し振り向いた。 眉間に皺が寄ってる。 俺はこっそり携帯を電源ごと切って部屋の端に転がした。 これからの時間は、誰にも邪魔されたく無い。 床を這って伊武くんの側に行く。 背中にべったり貼り付くと「重い」って聞こえたけど気にせず 「いぶくんいぶくん、かまってよー」 「……」 「いーぶくん」 伊武くんはのろのろ頭を上げて、溜息。 仕方ないなって感じで顔をしかめたまま 「千石さんはすぐそうやって甘えて…仕方ないですね…」 なんて言う甘えん坊の伊武くんが、今日も大好きなのでした!マルっ!! PR ![]() ![]() |
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