日常的に四人のネタ混ざります
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すごい!来年もベカミオンリ開催されるそうで、
ベカミパワーのすばらしさといったら感動ものです。 いまから楽しみです! 今日は不動峰中学秋の大運動会。 「…跡部さん…峯太郎を…脅したりでもしたワケ…?」 「黙れ伊武。神尾の姿をホームビデオにおさめねェで何が運動会だアーン?」 「…もうこれホームビデオの域じゃ…」 跡部家の黒服たちが各所に本格的な機材を設置してスタンバっています。 「いつから場所取りしてたんだろう…大変だなあの人たちも…ていうか… どうして来賓テントを跡部さんが貸切ってるんだ…」 「深司〜そろそろ出番…って跡部!何しに来たんだよぅ!」 「おまえはリレーのアンカーか。せいぜい頑張れよ」 「なんで知ってんだあとべ!」 「あ…借り物競争始まる…」 伊武さんは借物競争に出場します。 「頑張れ深司ー!」 よーいドン!! 伊武さんはあきらかにやる気のない態度で借り物メモを開きます。 「……ええと…なになに…」 「アイ!ラブ!アイ・ビー・ユー!いっぶくん・チャ・チャ・チャ〜!」 「あ…丁度よかった、千石さん、一緒に走ってください」 「よろこんでーv……あれ伊武クン、メモに『ぞうきん』て書いてあ…」 「一緒に走ってください」 「よろこんでーv」 伊武さんは一着になりましたが借り物が認められず失格になりました。 「ちっ…千石さんなんてぞうきんも同然なのにもっとぞうきんらしくしろよな…」 「伊武クンと走れて嬉しかったよ!」 「千石てめぇ前向きすぎるにも程があるだろ」 「だからなんで跡部も千石さんもここに居るんだよぅ!」 「騒がしいと思ったら。ふたりとも昼飯の時間だぞ」 「「橘さん!」」 「橘!てめーどういう了見で神尾の弁当まで作って来てやがるんだ!非常識だろうが!」 「神尾のドキュメンタリーを撮っている奴に常識を語られたくねぇな。」 「それに…昼は…部活対抗リレーの作戦会議ですから…」 「部外者は立ち入り禁止だぜ♪」 峰ッコは仲良く橘さんのお重を囲んで昼食です。 「部活対抗リレーだと…?」 「跡部クン、何企んでんの?」 「大会委員はどこだ!対抗リレーに新規団体を捩じ込むぞ!足の早えやつを各校から拉致って来い!」 跡部さんは着ていたジャージを空高く放り投げました。 「……え?ええ〜?ちょ、神尾クンが楽しみにしてたリレーなのに!?」 「ムカつくだろうが!」 「いやいやいや跡部クン、橘くんへの対抗心はわかるけど!」 今、不動峰中学秋の大運動会において 無駄すぎるアウェイ戦が始まろうとしていた——。 つづかない。 PR |
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