日常的に四人のネタ混ざります
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続・失踪跡部様
跡部様はまだ学生ですが 父の仕事を見ていて、父以上に理解したと自負しています。 まとまった資金さえあれば、何とでも稼ぐ方法があるのです。 しかし資金調達の段階で親にバレてしまっては意味がありません。 あの父親のことです。息子名義の証券会社の口座は どこも全て見張られていると思った方が良いでしょう。 所有していた数多の株も動かせません。 ともかくネット環境が欲しい所です。 しかし神尾はPCを持っていません。 伊武も所持していません。 大学生生活を送るためだけでも用途に応じて5機は欲しい所、それが全くないなんて。 「チッ。この貧乏人が」 「跡部さん今…所持金0円じゃありませんでしたっけ…」 「跡部、学校のパソコン使うか?」 その時 アパートの薄い壁は、隣の部屋の物音を明確に響かせました。 『ジャーン』 …重く響く起動音。 「この安アパートにもデスクトップPC持ってるヤツが居るってのによ!」 「…食費も払えない居候が偉そうに…安アパートだって…笑えるー…」 「なっ…てめぇっ…」 「しんじ〜あとべ〜、ラーメンできたぞ〜♪」 伊武のボヤキに対抗していては、 せっかくの神尾の手料理が伸びてしまう。 決して伊武に言い負かされたわけじゃねえ! …しかし…庶民の食い物も悪くねえな… 跡部は、そうやって三人で食べるラーメンが 橘さんが箱買いして送ってくれた、うまかっちゃんだとは知らない。 「よーし接続オッケー↑!お隣さんに引越の挨拶に行かないとな〜☆」 PR |
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