ひなまつり

実家に七段飾りがありますニガリです。
出さないとカビるので、母が段ボールの上に人形出して
お内裏様とお雛様は一応ティッシュボックスで1段高く置いてあります。
七段組むのは無理。母よ…任せてすまぬ。

テニの4人は跡部様以外、姉妹がいますね。
しかし跡部家は女児がいても日本の風習に倣ったかどうかは分かりません。
千石家と神尾家は姉なので、五月人形より雛人形の方が立派だったりしないでしょうか。
…そういえばっ
橘家って女系ですよね！
曾祖母、祖母、母、妹の雛飾りがズラッと並ぶのでしょうか！壮観！

伊武さんは妹が複数なので、桃の節句は微笑ましい光景になりそうです。



-----ひな祭りin伊武家
今日はひな祭りで妹たちが騒がしい…
朝から甘酒用意してて…朝ごはんが花見だんごだった…
昼はちらし寿司らしいけどさ…そんなことより…今日は千石さんが遊びに来るんだよな…
ひな祭りだってこと忘れてたよ…
まあ妹たちも千石さんに懐いてるからいいんだけどさ…
千石さんがあと1時間もあれば来るって時になって妹が部屋に俺を呼びに来て
まだ時間有るしいいか…と思って行ったら…
母さんが…衣装準備してて…簡単な布だけど…
俺の頭に黒いペラッとしたお内裏さまの帽子かぶせられて
着飾った妹たちと…ひな祭りのテイストを盛り込んだ
ままごと遊びが始まった

「こんにちは伊武クン！お邪魔します！」

「……。」
「せんごくさんだ！」
「いらっしゃいせんごくさん！」
お内裏様のコスプレで三人官女ふうコスプレの妹たちに
じゃれつかれている俺を見て千石さんは目を輝かせた。

「わお！お内裏様がハーレム状態！」
「ハーレムってなあに？」
「千石さん…(怒)」
「メンゴ☆俺もまぜてもらっていい？」
妹たちは千石さんも混ざるのが当然と思っていたらしくて
赤い衣装を差し出した。
「せんごくさん、おひな様ね！」
「…えー!?…い、いいの〜？」
千石さんが赤い衣装を受け取って笑顔を引きつらせていた。
チラッとこっちを見た目が助けを求めていたけど、無視。
衣装の交換の提案も無視。これは妹たちの大ブーイングもあってお雛様決定。
まあ頑張ってください。妹たちにとって、俺たちはおもちゃ同然ですから。

それにしても…

母さん…あの衣装千石さんにピッタリなんだけど…妹のじゃなかったのかよ…
どういうことだよ…