庶民ボーダー

神尾の自宅が公開された時、都内の立派な一戸建てで
カーポートだの個室だのを見てガッカリしつつ私服かわいかった。
神尾が飛び出したのはあの家じゃなくて
あの家の裏の安アパート説まで捏造する勢いでしたが
(びんぼうの子と思っててすまない峰っこたちよ…)
幸村さんや跡部さんの部屋を考慮するとあんなものうさぎ小屋です。
テニの世界はテニスレベルもすごいけれど、
持家率ならぬ持邸宅率もすごいのです。
幸村さんの部屋を拝見すると、採光のため壁という壁に
窓をつけてお金がなくなったシムを思い出しました。
パソコンは無線だし、ラブホのベッドよりでかいベッドは
ベッドの上に河村さんの私室が入ってしまう勢いです。
木調で統一されたアンティークな調度品といい、
神尾の部屋に立派な本棚があることを嘆いていた私を
嘲笑うかのごとき生活水準の高さ。
失念しておりました、先生は良いところのご子息でございました！
基本、家庭レベル「普通」がトレーニングルームのある海堂家や
私立から私立の転校くらい余裕の不二家などで、
「アキラ！ご飯は！」なんて近所に響く声で言われる神尾家や
角地ウッドデッキ付橘家など、純然たる普通の民家住まいは
テニにおいて家庭レベル「普通よりちょっと下」なのかもしれません。
それより下になると、一気に三船様のような「山で生活」になるに違い無い。
テニヌ恐るべし…！
どうりで毎日カップ麺生活のわたしが峰っこに好意的になるわけです。
それにしても幸村は何者なんだ。なんか怖い。知ってたけど怖い。
親の職業からは推し量れませぬ。